M 久しぶりの座談会です。
Y パター選びの話と一緒にパターはそもそも、「選ぶ?」「選んでもらう?」モノなのか...。みたいな話を今日はしたいですね。
T 言いたいことは「わかる気」がします」。自分で気に入って購入したのにオカシクなってくると、不安になってくる。
Y それです、それ。
T 先日、有名イケメンインストラクターのプロに面白い話をきいてきました。
「あるゴルフジャーナリストの方から自分のスイングとギアの占める【割合は何:何】?と」
M ほう。それで?
T そのプロは逆にジャーナリストの方に訊き返したそうです
「貴方の考えは?」と。
すると、その方の答えは【5:5】の割合だと言ったそうです。
「せっかくの質問なのに、随分無難に答えて欲しかったんだ」と感じたそう。
つまり、簡単に「決めつけてほしい」部分もゴルファーにはある。
Y 自分の好みを理解した上で、「もっと有効な」選び方をしてくれれば、すぐにでも道具をかえたいです。
M でも実際の現場は?
T まだまだでしょうね。
少なくともお客様であるユーザーが満足していない以上は。
S パターは現在のオデッセイ、キャメロンの二大勢力に数で勝るのは厳しいと思いますよ。
でも、フィッティングのソフトサービスを付加させたイーデルやべノックのように【所有感】と【機能軸】を融合させたブランドも出てきています。
Y 「PCM」のパターフィッティングを利用したサービスはどうですかね?
M まだ話しちゃダメ。ネタをパクる奴がいるから(笑)
Y せっかくお店にいる専門家にパターの相談をしようと思っても「どのモデルがいいですか?」は正直あまり嬉しくない。
T かといって、オススメという名の「押しつけ」も嫌ですよね。
M いくらどのモデルが「何万本売れた」って話をしても、それは現場の「マンツーマン」の数字の積み上げでしかない。それより、ひとりひとりの「想い」をどこまで咀嚼できるかじゃないかな。
T 自分で考えていることが「違った!」って教えてくれる人がいたら、商品の価値も自然と上がりますよね。
M そういう意味では、「目からウロコ」っていうサプライズが販売の現場に欲しいよね。
Y 自分の好みが合っていたらOKを出してくれる「自信」も欲しいです。
M どちらにしろ、ゴルファー自身の好みがきちんとサポートしてくれる周囲が必要だよね。でも、あまりにも自分で探さなきゃいけない事が多すぎる。ゴルファーがドロップアウトする大きな原因になっているんじゃないかな。