PCM筒 村田さん、『KUROKAGE』プロトを早く打ちましょう!
PCM村田 筒さん、シャフトの「剛性分布」計測を忘れてるよ。早く打ちたい気持ちはわかるけど。。。
『PCM Labo』シャフトの計測は重量・振動数の他に
「剛性計測」を重視しています!
P筒 今回の「KUROKAGE」は、ノーカット時の重量をみるとクラブに装着された時の重量はオーソドックスな60Sですね。
P村田 振動数からも、これだけでシャフトの性格をあれこれ言うのは軽率だよね。
P筒 「PCM Labo」は統一条件でのシャフト剛性が測れますから。今までの「PCM」データと比較も簡単にできます!
「PCM」NO.27ではカスタムシャフトを特集
P村田 筒さん、計測の結果はどう?
P筒 今までの「KUROKAGE」シリーズとは違いますね!やはり。
日本で発売されている「XT」は先端がしっかりで手元にしなりを感じるタイプ、
「XM」は手元の剛性を高めて先端に動きを持たせたタイプでした。
今回入手したプロトタイプは、「XT」「XM」それぞれの特長を合わせたシャフトのようです!
P村田 本当に?
P筒 村田さん、いよいよ打ってみましょうよ!
P村田 そうだね。剛性を実際に感じるのは人間がスイングした時に「どこに」しっかり感やしなりを感じるか?は部分だけの剛性が「どの場面で」働くか?が重要だし、好みやタイミングを取る上で「どう設計されているか」をみてみたいね。
KUROKAGE『XT』『XM』には
しなりの復元に優れた「TiNi(チタンニッケル)」が
コンポジット
P筒 今回は、いろいろなヘッドで試打できるようにスリーブが使用できる試打クラブで試打をします。グリップはバックラインなしの
muziik「ドライコンパウンドソフト」を装着しました。
P村田 重心の異なるヘッドで打てば「どんなヘッドと合うのか?」もみれるね。
P筒 写真の
テーラーメイド「グローレF」
キャロウェイ「EPIC」(米国使用)
PXG「0811」
でテストします。
P村田 手元のしっかり感って、好みも分かれるし
スイング中で言えば「トップ〜切り返し時」に感じる場所。
これはしっかり感もしなやかさもあって、『ディアマナ』シリーズとも全然違うね。
P筒 僕はどちらかというと「手元しっかり」が好みで村田さんは「手元しなやか」が好み。
P村田 二人のスイングが違うからね。でも二人とも『KUROKAGE』プロトシャフトが振りやすく感じた。
「シャフト剛性」に表れているとも言えるね。
P筒 手元のしっかり感は、グリップに近い850mm部分で剛性を高めながら700mmではしなやかさも「隠し味として」バランスをとってるのは
意外と無いですし、実際シャフトとして仕上げているのは少ない気がします。
P村田 先端部分も同じで、クイックに切り返してもそのままクイックにしなり戻りがあるし、ゆったり切り返してもインパクトでヒットできる剛性が先端にちゃんとあるね。
P筒 これって日本未発売『KUROKAGE』シルバーみたいに金属コンポジットの効果なんですか?
P村田 まだプロトタイプで情報が無いからなんとも言えないけど、素材がの異なるコンポジットシャフトなのはシャフト剛性値から見ると感じるね。
P村田 この螺旋デザインは何か意味があると思わない?
これって「TiNi」の構造と関係あるんじゃないかな?
P筒 え〜!?新しいコンポジットってことですか?
今度の『KUROKAGE』は◯◯重心ヘッドと合う!?
P村田 今回入手したシャフトを打った限りだけど、米PGAでプロたちが『KUROKAGE』をこぞって使ったのが少しわかった気がする。
P筒 ヘッド重量ですか?それとも重心深さですか?
P村田 200g〜ヘッド重量でもシャフトが負けないでインパクトできるし、深い重心のヘッドでも振り遅れがすごく出づらいね。
P筒 やっぱりツアーでテストしてるのは、そこが理由なんですかね。ある程度ヘッド重量があるとインパクトでボールを押せるフィーリングが出しやすかったですね。僕はキャロウェイ「EPIC」(米国使用)とPXG「0811」の相性がすごく良かった気がします。
P村田 私はテーラーメイド「グローレF」とPXG「0811」が良かった。キャロウェイなら「ローグ」の方が合うんじゃないかな?
P筒 村田さん、2018.1.9全貌公開の前に「脳内試打」全開ですね!
http://www.alba.co.jp/sp/gear/column/article?title_id=32&id=5907
(ALBA.Netギアコラム「キャロウェイ『ROGUE』??FWも適合リストに!これは【脳内試打】するしかないッ」より)
新キャロウェイ契約のS・ガルシア選手は
2018.1.9全貌公開される『ROGUE』ドライバーに三菱ケミカルシャフトを装着する!(P筒)
P筒 今年からキャロウェイ14本契約になったS・ガルシア選手は、シャフトを基準に新ドライバー『ROUGE』のヘッドを探すでしょうね。多分。
P村田 筒さん!ダメでしょ!勝手に合成写真作っちゃ!!!
P筒 だって、あまりに気になるので。。。。でも、これってヘッドもシャフトも今まで色々「計測」しているから想像できることではありますよね?
P村田 まあね。テーラーメイド2018モデルの『M3』『M4』も合いそうな気がするね。
P筒 今回のプロトタイプ『KUROKAGE』シャフトは、最終段階には近いと思います。
製品版はどんな形で発売されるのかまだわかりませんが、今後はHPをチェックして最新情報をチェックしていきたいと思います!
P村田 サイトばかり見て長岡みたいなオタクにならないでよ!
http://mitsubishichemicalgolf.com