「PCM」アカデミーWEBレッスンに動画が。。。。
筒 最近、何かと一緒になることが多い「ringolf」兄こと、AppBank宮下さん。今回は、使用クラブMIRAI GOLF『TINIT』開発設計者でもある菅野さんに、「PCM」アカデミー【ギア&スイング】コーチをしていただこうと思います。
菅野 そうなんですか。『TINIT』を気に入って頂いてるみたいでありがたいです!
でもなんか、メーカーとしての立場もある中でレッスンするって不思議というか、筒さんがレッスンすれば良いんじゃない?って部分もありますけど(笑)
筒 実は昨年末、宮下さんの奥様(めちゃくちゃキレイな人!)とラウンドさせていただきました!
菅野 うわー!写真見ると凄く寒そうっすね!ボール飛ばないでしょ?
筒 それが、宮下さんは身体がキレキレ!で、すごく飛ばしてましたし『TINIT』で良いショット連発してました!普段は「ネタ」としてスイング情報は出してますが、クラブスペックを含めてギア&スイングを菅野コーチとしてお願いしようと思います。
ちなみに装着シャフトは、三菱ケミカル『Diamana DF60S』です。

菅野 わかりました。

MIRAI GOLF設計開発者・ギア&スイングコーチ菅野崇が解説

「オーソドックスなアドレス&始動ですね」(菅野)
筒 まずはアドレスですが、どうですか?
菅野 基本的に身長が高い人は無理に前傾したり膝を曲げたり、ついつい窮屈な姿勢になりがちですがオーソドックスでバランス良いですね。アドレスも始動も「ストレート〜やや右からドロー」系統になってます。
コースでも「イメージ通りの球筋が出るか?」は、宮下さん自身に自覚があるかですね。
筒 実際の球筋はストレートに近い球筋ですね。たまにプッシュアウトが出ますが、菅野さんのいう通り「右向き」が強い時だけ出る傾向ですね。

「頭の高さが変わらないところはGOODです」
菅野 ちょっと手先のアクションが大きい気がしますが、体のスムースな捻転と「頭の高さが変わらない」ところは良いですね!ここも、高身長の人は難しいポイントですが。本当にゴルフ歴2年ですか?
筒 テンポがクイック気味な分、身長高さの管理メリットと、ヘッドが走り過ぎてるデメリットがあると思います。かと言って「ゆっくりテークバック」を無理に心がけると、今度は伸び上がりが出る恐れがあるので今のテンポの中で「少し気をつける」くらいで良いですか?
菅野 それで十分です!

「『Diaman DF』&『TINIT』の組み合わせ、は何となく好きです」(宮下さん)
筒 宮下さんは三菱ケミカル『Diamana DF』シャフトに合う『TINIT』との組み合わせが好きみたいです。良いときも悪い時もあるらしいですが、他のクラブを打った後でも結局このクラブに戻ってるそうです。
菅野 このトップを見ると、その理由がわかりますね。
筒 トップですかね?
菅野 はい。シャフトが右を向く「クロス」の傾向があります。このトップからの方が「インサイドからダウンスイング」しやすい反面、フェースが開きやすくプッシュアウトのミスが出やすくなります。
レッスンで「直せ」でも良いですが、『TINIT』のように重心が比シャフト軸から遠くない「操作性」の高いヘッドを使いたくなるのは自然でしょうね。
感覚的に自分のスイングにあったヘッドを選んでいると思います。
筒 確かに『TINIT』はウエイトで大きくヘッド重量や振り心地が変えられるモデルだから「自分仕様」のクラブに仕上げやすいですね。
菅野 はい。『TINIT』の設計コンセプトです。

「『Diamana DF』が作る【間】でミスを軽減してますね」(筒)
筒 ダウンスイングはどうですか?
菅野 ちょっとだけ「腕の突っ張り感」がある以外は、うまくダウンスイングしていると思います。テークバックが身体主導になれば、自然とここの部分も改善されると思います。
宮下さんは「何となく」って言ってますが、『Diamana Df』シャフトの手元剛性を抑えたしなり感を感じていると思いますよ。
筒 センスが羨ましい(泣)
菅野 筒さんが教えてるんでしょ(笑)

菅野 「結果として」ですが、インパクト直前でワキガ空きすぎになってしまいますね。急激にフェースをスクエアに戻す必要が出るので、フェアウェイウッドとか苦手じゃないですか?
筒 その通り!「嫌い」って言ってました。。。。
でも、運動神経が良いから、上手く打つんですよ!運動神経が羨ましい限りで(泣)
菅野 泣く必要はないですよ(筒さんのスイングは人造って言ってたから本当なんだろうな。。。。)

サイドスピンが入りにくい『TINIT』でストレートボール
筒 スコアにこだわらないからこそ「かっこいいスイングしたい!」宮下さん。
菅野 良いですね!スイングの形は。少し引っ掛けても『TINIT』ならフックにまではならないでしょうね。
腕の力みが減れば、右のミスも少なくなるでしょうね。もっと。
筒 「クラブが変わってからスイングに対するセンサーが高まった」って言ってました。

左手首&左足首の「凹み」が改善されたら凄い事になる!
筒 菅野さん、「惜しい!」ところがここなんです。
菅野 左手首と左足首の「凹み」ですね。
筒 この場面で「意識しても直らない」ですが、もっと「つかまる左サイド」になれば、宮下さんはすぐに80を切っちゃうかも、です!
エンジョイゴルファーを続けて欲しいので、あくまで「かっこいいスイング」のためで良いですが。。。。
菅野 結果として「スコアアップ」なら良いんじゃないですか?
筒さんだったら、「もっとアップライトなフォローに」って言いそう(笑)
筒 身長が僕よりずっとい高いから、そこまでは言いませんよ(苦笑)
写真見ていてずっと思ってましたが、「体を交換したい」。。。。(泣)

「筒さんっぽいフィニッシュ」(菅野)
「僕よりかっこいいです」(泣)

菅野 このフィニッシュも、なんか筒さんっぽい(笑)
筒 首回りの長さ&柔らかさは、柔軟性の高さというか若さを感じます。
「羨ましい」しかないです。。。。
菅野 (筒さん、身体は交換できないから)
確かに筒さんの言う通り、もっと左足の外側で体重を受け止めるようになると、もっと芝の抵抗の影響が少なくなると思います。傾斜からのショットも良くなると思います。
筒 手首の形を見ていると、ここでまっすぐになっているので、「折る意識」は無いんでしょうね。
菅野 「インドアゴルフレンジKz」のように、インドアでじっくりスイング作りできる環境なら「腰から腰のショートスイング」で少しずつ習慣化させるレッスンをしたいですね。ピッチエンドランのアプローチとかも。
筒 「低く打ち出すアプローチ出来るようになりたい」って言ってました!クラブは気に入っているので、ゴルフを楽しむために色々やってみたい」と。
菅野 今度「インドアゴルフレンジKz」のいらっしゃれば、レッスンしたいです。クラブ調整でも良くなるかもしれません。
