
いま私が使用している、SRIXON『Z-FORGED』アイアン。かっこいいでしょ!?


「まずグリップ。。。」って言うけど、
実は、結構じっくり取り組んで欲しい
「スイングの基本=ZERO」の大事な要素
今回はグリップのお話です。
グリップも「基本」として、耳にタコができるくらい聞かされたお話しではないでしょうか?
ここで一般的に「基本」と言われているチェックポイントです。
①左手はツーナックル。左手はパームとフィンガーの中間で握る。
②右手はフィンガーで握る。右手のY時は右首筋を指す。
etc...

両手の位置が、身体の中心より左側でグリップされれば、
左手のY字形の延長は、おおよそ右肩と右首筋の中間を指すことになります。


実は「腕のねじれ具合」の確認が必要
次に
②右手はフィンガーで握る。右手のY時は右首筋を指す。
は、皆さんが想像しているより「指先」な感じがするのでは???
左右どちらも、インパクト時のフェース面に大きな影響を与えますが。。。

「まずグリップ」の所以は、
インパクト時、腕のの自然な形(向き)に戻ると言われています。
つまり、アドレス時に左手の自然な形で握っておけば、
気にしなくてもインパクト時にクラブフェースはアドレスと同じ向きに戻る・・・という訳です。
もちろん、そう思った通りに行かないのがゴルフという厄介なスポーツなのですが・・・
「腕の自然な形(向き)」とは?
つまり左手の2ナックル、Y字形が右肩と右首筋を指すというのは、左手をだらりと垂らした自然な向きを前提にした時の話。

さて・・・
これ、本当でしょうか?
どんなプレイヤーも自然な形でグリップできるのでしょうか?
そんな訳ないですね。
元々、腕(肘)が内側に捩じれている体形の方もいますし、その逆もいます。
また、指の関節が太く、同じ向きでも薬指の付け根まで見える人もいる。
人それぞれなんですね。

つまり、
正面から見た場合、
「2ナックル(程度になる人が多いと思いますが)見えるくらいのグリップを握った形」が、基本「ZEROポジション」になる
というだけです。
この( )の中が大切です。この2ナックルと言うのは、あくまでも平均値なんです。
全員がこの形にしなくてはいけないわけではない。
大切なのは、無理のない「自然な腕の状態」でグリップすること。

