リリース

解説:筒康博コーチ

 まずクラブセッティングですが、全てカスタムクラブ。なんとなく勧められて。。。。ではなく「自分で選んだモデル」という印象があります。当たり前ですが。

すごく綺麗ですね!

 でも一方で、新しいのか?まだあまり使用感がありません。丁寧に扱っているのもあると思いますが。

 ヘッドは一見ブランドがバラバラな印象ですが、どのモデルも自分で操作できる比較的に重心深度が深くないタイプ。ただ、『RODDIO FW』は、ない分おウエイトでカスタマイズできるので、写真だけ見て重心云々を語るのことはできませんが。。。。

RomaRo UTの「ソール痕」

 写真を見た限りですが、『RomaRo』UTはフェースにもソールにも使用感がはっきり見られました。

 ややヒール気味に当たってるのと、ソール前方に痕が見られます。

「ボールの手前から滑らせて打ってます」の痕ではなさそうです。

 少し上からロフトを立て気味にインパクトすることでフェースターンを行なっている形跡があります。

(スイングを拝見します)

①アドレス

 足元に方向指示用の棒がありますが上半身を見てみると「左肩」「左腕」が見えません。その一方で、スタンス自体は真っ直ぐ〜やや右を向いているように見えます。

 ゴルフクラブの構造上、右打ちの場合「右グリップが前」になるので無意識に右肩が前に出しゃばって左腕を「引いた」状態で構えやすいです。

 ヘッドを見ると、ボールを「トゥ」に置いているのが分かります。もしかしたら、上半身の向きに引っ掛けているのか?シャンクが時々出ているので防止しているのかもしれません。。。。

②始動

 バッススイングのスタートは、やや大きく飛球線の外側にクラブが引かれています。この動きは、進行方向に対してフェースが開く動きを誘発しやすくなります。また、トップ〜切り返しで大きくループをしないと「アウトサイドイン」軌道でインパクトする事になります。

③トップ

 やや浅めのトップですが、飛距離にこだわらずコントロールするなら十分の大きさでしょう。姿勢が崩れていませんし、アイアンショットに悩んでいる感じはありません。始動の動きから上手くトップへ持ってきています。

 またフェースの向きを見ると、すぐに改善が必要なほどという印象はありません。使用アイアンが大型ヘッドや深重心タイプではないので、インパクトでフェースターンができればボールを捕まえることができる態勢です。

④ダウンスイング

 切り返しでループせずに、そのまま真っ直ぐにボールに向かってダウンスイングを始めています。

 この動画ではミスショットにならなかったですが、シャンクの危険性と常に背中合わせになります。バックスイングをもう少し飛球線の内側に始動するか?フェースをもう少し閉じるなど、ダウンスイングの入射角度を調整する必要があります。

 また、長い番手ではフェースが開いたままインパクトを迎えプッシュアウトなどのミスを誘発しがちです。幹である身体の使い方自体は大きな問題があるように思えないので、一番有効なのはバックスイングの始動を修正する事じゃないかと思います。

⑤インパクト

 フェースが開きやすい傾向を知っているようです。しっかりとボールを見てフェースターンを行なっています。頂いた動画のショットもそうですが、「良いショットと悪いショットの差が大きい」タイプかな?と思いました。

 また、クラブセッティングを改めてみるとインパクトの操作ができるモデルを選んでいます。大手メーカー人気モデルのような重心深度が深い高MOIヘッドは好きじゃなさそうですね。

⑥フィニッシュ

 非常にコンパクトなフィニッシュです。これでイメージした飛距離が出ているなら、これはこれで問題ないですが。

 老婆心ながら心配なのは、一方でインパクトに全て意識を集中させすぎているようにも思えます。かといって、このまま大きくスイングしてしまうとフェースが返り過ぎたり逆に身体の動きが先行し過ぎてフェースが戻らなかったりするエラーが出る可能性があります。

 今回のご質問の「回答」で言えば、今のままのスイングを管理するなら『リストターン』をベースに考えた方が大きなミスにはならないと思います。

 「進行方向に対してフェースが開いている時間が多い」傾向なので、フェースの開閉がしやすい『CB1008』アイアンとの相性は良いです。シャフトの傾向も明らかにオーバースペックとは思いませんが、クラブセッティング全体を見るとある程度のヘッドスピードでスイングすることを前提にしていると思います。フルショットでも、ここまでコンパクトにスイングするつもりは無いと推測します。

『RODDIO FW』をもっと使って「スイング作りの軸」にしてみては?

手前から滑らせて打っても「抜けが良いソール」ですから

 スイング改造の前に、使用感の少なく見える『 RODDIO FW』をもっと練習場でも使ってみては?と思います。

 スイングイメージを大きく変えなくても、クラブ長さとソールデザインが自然に入射角を緩やかにしてくれますしアイアンに比べフラットなスイング軌道を「誘導」してくれると思います。

 最初はティーアップでも構いません。少し右にボールが出ても・スライスしても余り気にせずに、しっかり大きなフィニッシュまで振り抜く練習をしてみてはいかがでしょうか?

 ある程度上手く当たったら、そのままアインやドライバーも打ってみてください。クラブの機能とインパクトのフェースターンで十分ボールはつかまるはずです。また、シャンクの心配もありませんので、フェースセンターでアドレスする良い習慣も身に付きやすくなります。

 多少手前からダフっても「しっかり滑るソール」です。

 クラブの性能を生かして武器にしてみてください。

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