
世界を目指し世界を越えるための クラブ研究センター

素 晴 ら し い ア ウ ト プ ッ ト は 、素 晴 ら し い 環 境 か ら 生 ま れ る 。そ れ は ゴルフクラブでも同様だ。本間ゴルフは、クラブ開発から製造工程を 山形県の酒田工場で行なっている。そして、こうした全プロセスの 一翼を担っているのがクラブ研究センターだ。「匠」の技と最新テク ノロジーが融合して生まれたクラブは、すべてここで厳しいテストを 受け、検証・改良を繰り返し、世に送り出される。ターゲットゴルファー のニーズに合うクラブ、HONMAを冠するギアに相応しいかは、 ここでの合否で決まるのだ。

HONMAが誇るこのクラブ研究センターは、2007年に誕生した。そ れ以前のクラブテストというと、近隣のゴルフ場や練習場を借りたヒ ューマンテストがほとんど。これだと上級者でもミスショットするため テスト結果にバラツキもあるし、コースや練習場の営業にも配慮する 必要がある。また開発拠点の酒田工場からテスト現場までの移動に かかる時間も考えれば、この研究センターの設立はHONMAの悲願でもあった。
研究センターは、まずボールが打ち出される芝生部分が先に造成さ れ、同年秋に建屋が完成した。建屋がない頃は、テスト用のロボット が屋外にむき出しとなってしまうため、テストの度にロボットを工場 から運ばなければならず、かなりの苦労を強いられていた。室内で試 打可能な打席(2打席)や即座にデータのフィードバックを議論する会 議室などを有した建屋が立ったことで、HONMAのクラブ開発からリ リースまでがよりスムーズになったのだ。

国内最大級のセンターは コースさながらその距離380ヤード!
世界レベルの開発による世界に通用するクラブを生み出すのは、世 界基準のテストセンターが必要だ。工場に隣接するこのクラブ研究セ ンターは、奥行きがなんと370ヤード。ロボットからだと380ヤードあ り、そのスケールは当然ながら国内最大級。海外にある同様の施設に も引けを取らない。
一歩足を踏み入れると、その壮大さに驚かされる。工場とこのセン ターは日本海まですぐのところに位置しているが、左右と奥を防風 林となる松林で囲われているため、風の影響を受けにくい仕掛けも してある。この松林と、手の行き届いた青々とした芝のお陰で、セン ターはさながらゴルフ場のパー4のようだ。実際、ここを訪れたプロ たちはまず驚きの声を上げ「コースの感覚で打てる」と高評価。リア ルなホールと変わらない雰囲気の中で試打できれば、それだけ実戦に近いテスト結果を導き出すこともできるのだ。

バラエティ豊かなテスト環境 すべてはメジャー制覇のため

そしてこだわったのは広さや雰囲気だけではない。国内はもちろん海 外やメジャーでもプロたちが活躍できるよう、そしてHONMAのクラブ が世界で通用するようコースのようなコンディションが整えられてい る。代表的なのがバンカーだ。本番のコースでは浅いバンカーや深い バンカーなど、様々なトラップに遭遇するが、ここでもコースさながら の深さの異なるバンカーを配置。様々なバンカーショットによるウェッ ジの性能がチェックできるなど、メジャー制覇を後押ししている。
「コース感覚」と思わせるもう一つの理由がグリーンだ。センターにあ るグリーンは「お飾り」ではなく、週2回のメンテナンスが施されており 実際にパッティングが可能。クラブテストというとウッドやアイアンな どを想起させるが、ここはショットなどのテストだけではなく、パター のテストも可能となっているのだ。

本番と変わらぬ環境でテストされれば、それだけ精度の高いギアが 生まれる。HONMAのクラブは、ゴルフクラブを知り尽くした「匠」の 技術と最新デジタルテクノロジー、そして世界に誇れるテスト環境が 織りなすことで、より完璧なものとなるのだ。
(株)本間ゴルフHP
