配信元:ゴルフ迷宮の館 3 FAIRWAY GANG GOLF STUDIO fitting & craft
ご覧頂きありがと〜〜ございます
シードの右上、ツアーレップのトロッティさんが選手から意向を聞き、
teck (テック)と呼ばれるクラフトマンのウエイドさんが組み立て。
アメリカのツアープロには珍しい、ツアーベルベットラバーM60を両面テープ1枚で、
半インチグリップを伸ばして細く仕上げる。
ヘッドのソール部分ヒールグラインドとある。
抜けを良くするためにヒールを削ってるわけですね。
こうやって、1人の選手の1本のウエッジには、
レップ、テックの2人がかりで、作り上げられるわけです。
当スタジオでは、スタッフなどいないので、
筆者がレップの役割で、お客様に耳を傾け、
テックの役割で、クラブを作り上げます。
人伝てに聞くより、自分で聞いた方が勘違いはなくなる。
先日ムジークさんの専務ナッシー選手から、
クラブにうるさいプロと、社長の吉本氏のウエッジを削る際の、
ご当人達の好みなどを聞いて削りましたが、
ナッシー専務がレップの役割で、テックが筆者。
これだと、微妙なところは汲み取れないので、
やはり難しく思いました。
仕事と割り切って、言われた通りに削りましたが、
果たしてレップのナッシー専務の説明の通りに削り上がったのか、
ご本人たちに、気に入ってもらえるかは分かりません。
だから筆者は、ご本人に直接聞きたいと思うんです。
仕事と割り切って削れば良いんだけど、
なかなかそう簡単に割り切れないこともあるんです。