イーデルゴルフから全番手37.0インチで製作されたアイアンがあるのはご存知な方も多いと思います。”ワンレングス”とは”シングルレングス”とか言われていますがそれを「0.25インチ差でリシャフトして欲しい…」との希望に着手。
理由として「飛距離の差が出にくい」とのこと。
今日もなかなか暗雲立ち込める内容だ…。
”ワンレングス”ってひとえに言えば全番手同じ長さは当たり前だがヘッド重量もすべて同じ、シャフトも番手別設計ではないすべて同じシャフトが装着されていることを意味する。
製作にあたってある疑問が湧いてくる。
・シャフトの選択は同一番手を揃えるべきなのか?
・ヘッド重量の差が出来るのか?
・ライ角は変化させるべきなのか?
条件として出されたものは…
・バランスC6.0
・レングス0.25インチ差にすること
・ロフトピッチは5度差にすること
私なりの解釈としてレングスを0.25インチ差にすると言うことは2番手毎にライ角0.5度差に調整すること。
ヘッド重量の変化があるべきなので装着シャフトはそれぞれの番手別設計シャフトにすることなど色々と勝手にマイルールを決めていった…。
中でもヘッ重量に関してはやはり厳しかったですね…。
バックフェースに装着されているウェイトでは全然重量が足らないので苦肉の策として鉛を貼ることに…。
ライ角以下のように設定。
7番:36.5インチ(62度)
8番:36.25インチ(62度)
9番:36.0インチ(62.5度)
PW:35.75インチ(62.5度)
ロフトピッチは以下のようにした。
7番(31度) C6.0
8番(36度) C6.0
9番(41度) C6.0
PW(46度) C6.0
こうして各番手0.25インチ差のイーデルSLS-01アイアンが完成だ。
ではこの製作でのセールスポイントを真面目に考えてみた。
・クラブ変化を最小限に抑えたレングス構造(難易度変化)
・アドレス時の変化最小限(主にボール位置など)
・ワンレングス以上の飛距離差(飛距離差の再構築)
・得意番手の延長(ショートアイアンが苦手な方に)
レングスの変化率をカスタムすることも時にありだと思う。別に0.5インチの変化が無ければルール違反と言うことは一切ない。
例えば…
・8番から下がすべて同じ長さ
・ロング~ミドルだけ0.25インチ差(長くしたくない) などなど特異・不得意によってレングスもカスタムして良い…。そんなことが出来るのはカスタムパーツブランドだけだか…。
この製作もまた今後のアイディアに一役買うことになるだろう…。
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