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クラブMOIマッチングは必要ないのか?
3回目のタイトルとしてはドキリとする内容ですね。
結論は、必要だけどクラブMOIの理論・効果を正しく知ること、正しい調整方法を持って調整すること、オーナーひとり一人で違う適正クラブMOIを見つけることです。
当時、某女子プロの使用クラブのクラブMOIを計測させて頂きました。
ウッドは短くなるにつれて、クラブMOIの数値が下がっていきますが、アイアンセットは意外とバラバラだということが分かりました。
また、30年以上前のスポルディング赤トップとトミーアーマー945を計測したところ、2630〜2760kg・㎠の間に収まっていました。
なので、クラブMOIは新旧による差が無かったということです。しかし、番手間の差はかなりありますけどね。
このように、アイアンセットのクラブMOIを計測すると、打ち辛い番手と打ちやすい番手が分かります。
でも、クラブMOIの数値だけに捕らわれると間違ったフィッティングになる恐れがあります。
あくまでも、クラブ重量・スイングウェイト、長さなどを揃えた上で、最後の塩胡椒の塩梅と同じくらいで微妙な違いを修正する程度と捉えた方が良いと思います。
確かに、クラブMOIマッチングに精通して何百本ものクラブを調整した経験がある専門家であれば問題ないですが、そうでない方は数値だけで判断しようとする傾向があるので注意が必要です。
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