
ご覧頂き、感謝申し上げます。
2018年4月3日に「プロフィール その1」でブログを再開し、途中空白の時間がありましたが本日、100回目の記念ブログは、過去(PCM 5年分の編集記事)取り上げてきたフィッティングの課題などを含めて、私が現在感じている「本物のフィッティングとは?」を勝手ながら述べさせて頂きます。
私は1996年12月に業界に入り、ゴルフ専門メディアに従事することになりました。
入社当時のフィッティングは、BSのサイエンスアイやPINGのフィッティングシステムが主流で、町中のプロショップやゴルフ工房ではそんなに聞き慣れた言葉ではなかったです。
ヘッド、シャフト、グリップのパーツを組み立てるクラブは主に「地クラブ」と言われていましたね。今も変わってないかな。
プロショップとはプロゴルファーやクラブの専門家が在籍している店舗のことで、ゴルフ工房とはクラブの修理調整を行う修理屋さんのことでした。
フィッティングという言葉がゴルフ工房などでも行われるようになったのは、2014年に発売された弾道計測器「スカイトラック」が登場してからだと思います。
なので、フィッティングと言う言葉が一般化したのは6年くらいなんです。
現在では、フィッティングスタジオという屋号が増えましたが、昔はゴルフ工房でしたね。私が2011年にPCMを創刊する数年前までは、シャフト交換やヘッド交換と言われていたように思います。
ここで、私は一つの疑問があります。
●フィッティングとは何を提供することのなのか?
●本来ありもしない縦スピンとサイドスピンの数字で判断する
●何を基準に重心距離が短い・深重心設計と言っているのか?
数え上げたらビックリするくらい出てきます。私は2011年にPCMを創刊しましたが、自分自身が使うクラブを手にするために「本物のフィッティング」を探してきましたが、納得できる答えを出してくれた店主は残念ですがいなかったです。
なので、高級車2台分くらい自腹で世界最先端の計測器を集め出して、まずはフィッティングに必要なデータ収集を行うことにしました。
地獄の検証テストなど試行錯誤の末、現在最も最適な答えが「プロファイルフィッティング」でした。
数千種類ものヘッド、シャフト、クラブなどの統一計測データと動作解析器ギアーズによる動的データを組み合わせてマッチングすることで、今まで見えなかったことや体感出来なかったことが可視化されるようになったのです。
できないならPCMラボでしっかり勉強して欲しいです。
我々はもっともっと精度を高めて行きますが、このプロファイルフィッティングが世界に普及してくれれば、悩めるゴルファーを本当に助けられると自負しています。
余りにも目を覆いたくなるフィッティングが横行しているので、これからは一般ゴルファーが大勢集まり、笑顔が絶えないPCMラボにしていきたいと思っています。
一般ゴルファーの皆さん、ゴルフ業界人の皆さん、私が過去10年で積み上げてきたデータベースや経験値を活かしたいと思っている方はお気軽にご相談ください。
PCM誌は、クラフトマンやクラブフィッター向けの専門誌ですが、一般の方でも購読は可能です。
年4回発行(3月・6月・9月・12月)で1冊1000円の年間契約をお願いしておりますので、初回に4000円の代引きでお送りいたします。以後の3回はメール便にてお送りいたします。全て送料込みです。
No.1からバックナンバーも取り揃えております。