今回の取材では、2020年3月6日にタイトリストから発売されるボーケイSM8ウェッジとプレミアムパフォーマンスボールのAVXボールを、ゴルフ場で遭遇する様々なシーンを想定して打ち比べてその進化をレポートするというものでした。
※今回体験させて頂いたSM8ウェッジのラインナップです!豊富なラインナップがあるからこそ様々なゴルファーに合うウェッジが提供出来るのですね。
今回はこの素晴らしい2つの新製品について、レポートさせて頂きたいと思います。
いつも私と同じようなアマチュアゴルファーの皆さんや、私と同じように悩める彷徨えるゴルファーの方々の参考になればと、私の感じたままレポートさせていただいております。
ぜひ、リアルな体験レポートとして、皆さんのゴルフライフをより楽しいものにするための材料の一つとして参考にしていただけると嬉しいです。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、皆さん、ウェッジってどんなイメージのクラブですか?
正直、今まで私にとってウェッジはあまり得意なクラブではなく、極力握るのを避けようと思う、レベルの高い人が使う難しいクラブというイメージを持っていました。最近は、バンカー以外では握らないのが実態でした。
今回、タイトリストの製品担当の方にウェッジの成り立ちや特徴について説明、使い方を丁寧にレクチャーいただき、やさしさを実体験することで、そのイメージを大きく転換することが出来ました。
今の私にとって、ウェッジはお友達です!ウェッジはゴルフ場で遭遇する様々な【過酷なシーン】からの脱出を想定して設計されているんです!ウェッジとの正しい接し方を知れば、ウェッジはベストフレンドになってくれるんです!
タイトリストの製品担当の方の言葉をお借りすると【ウェッジはいろいろなショットや状況に応じられる十徳ナイフのようなもの、正しい使い方を知れば強い味方になるんですよ】というわけで、ウェッジの正しい使い方を知ることで、自信をもって【過酷なシーン】に対応が可能になる。
結果、【過酷なシーン】が怖くなくなり、いわゆるショートゲームやセカンドショットに自信をもって挑むことが出来るようになりますので、一気にゴルフが変わるんです!
今までは私は、グリーン手前の花道で冬場の芝の薄いライ、グリーン周りで遭遇する逆目のラフ、せっかくグリーン周りまでボールを運べているわけですからミスしたくないシーン、PW、9番アイアン、7番アイアンなどを活用してとにかく転がして対応しようとしていました。結果、距離を合わせられず、ピンを大きく外し超手前にボールが残ってしまったり、酷いときにはグリーンオーバーしてしまったり、結局残念なことになってしまうことが多くありました。
※へっぽこリーマンゴルファーは、こういう場所で散々大事件に遭遇しているんです。
まぁ。あれですよ。へっぽこゴルファーですから、グリーン周りでウェッジを握って、ダフってザックリしてしまったり、トップしてしまったりの大事件をたくさん経験していますので、大ケガにならないようにと、ロフトが立っているクラブで転がしちゃおうって作戦を強行し、ウェッジを握らないわけですよ。
え?だって、皆さんだってゴルフ雑誌で読んだことありませんか?アプローチでは、両足をそろえてちょっとオープンスタンスに構え、ボールは右足の前か右足より右にセットしてハンドファーストを作り、ノーコックでスイングするとか、バンカーではフェースを大きく開いてオープンスタンスでハンドレートに構えてコックを早めにいれてスイングすると良いとか。そうですよ。私たちラウンド回数や練習回数の極端に少ないアマチュアは、こういう情報を信じて試すしかないですよね。
今回、私自身がタイトリストの製品担当の方にウェッジの正しい使い方、ポイントを教わっていたため写真や動画など撮れるわけもなく、文書だけで正確に説明する自信がありませんので、詳細、正確な情報は2020年3月12日公開のALBA.netで確認いただけると嬉しいですが、私が感じている重要なポイントは下記2点です。合ってるのかな?
※ALBAさん、取材時に撮影された写真、公開以降で構いませんので、私にも提供いただけないですかね?写真を提供いただければ、私の理解を写真を活用しながら追加レポートさせていただきたいです。今回、それくらい、皆さんに紹介したいネタが満載の取材だったんです。■ウェッジ利用時の重要なポイント■
①ウェッジはシャフトが地面と垂直な状態で効果が発揮されるように設計されている。
②ウェッジの着陸は、フェースの先端(リーディングエッジ)からではなく、飛行機が後輪から着陸する様に、ゆるやかにヘッドの底(ソール)の後方から着陸する。
他にも、たくさんのポイントを教えていただきましたが、この2点が、私がウェッジを正しく使ううえで最も重要だと感じたポイントでした。
想像通り、私はよく言うバウンスを使ったアプローチというものが出来ていませんでした。そうなんです。ウェッジを正しく使いこなすためには、バウンスを使いこなす必要があるのですが【バウンスを使うってどう言うこと?】【バウンスってどうやって使うの?】って、更には【ウェッジって地面で跳ねちゃうんだけどあれがバウンスなんですか?】なんて勘違いまでする始末で、今まで全然分からなかったんですよ。
でも、あるんですよ!バウンスを使いこなし、ウェッジとお友達になる方法が!
■ウェッジとお友達になる方法■
①ヘッドの底(ソール)が自分に合った形状に加工(グラインド)されたウェッジを手にする。
②正しいウェッジの使い方を身に付ける。
※私の使っているウェッジのソール形状と私に合っているウェッジのソール形状、そしてそれぞれのウェッジのバウンスについて説明を受けています。
たったこれだけなんです。たったこれだけで、ウェッジとお友達になれるんですよ!
まず、自分に合ったグラインドのウェッジの入手、今回、私はタイトリストの製品担当の方に直接ウェッジフィッティングしていただいたわけですが、タイトリストにはあるんですよ。全国各地で【ウェッジフィッテイング】サービスが無料で受けられるのです。完全予約制とのことですので、興味のある方は、ぜひ受けてみてください。
いやぁ。開催地が遠いと思われた方でも大丈夫です!タイトリストには【ボーケイウェッジセレクションガイドシミュレータ】というものが存在していますので、インターネット上でご自身に合ったウェッジを選択することが可能です。私も受けてみましたが、フィッターの方に選んでいただいた結果と【ほぼ】同じ結果が得られました。
ここがポイントなのですが、【ほぼ】というのが、とても重要なのです。ぜひ知っていただきたいポイント、正しいウェッジの使い方を身に付けるという点に繋がるんです。
製品担当の方に私のウェッジをフィッティング頂いた際、こんなことを仰っていました。
【今回お勧めしたいと考えているのは、50F、54D、58Kです。将来的には50F、54D、58Dを選択いただいても良いと思うのですが、58をDではなくKにすることでより早くバウンスの感覚を掴んでいただけると考えています。】
※私に選んで頂いたウェッジがこの3本です。それぞれソール形状が違うのがお分かりになるでしょうか?
今回、改めて実感したわけですが、ウェッジとお友達になるためには、ゴルファーのプレースタイルやスイングタイプ、癖やスキルなどに合わせたグラインドのウェッジを手にする必要があると思うのです。そのうえで、ウェッジの使い方、特にバウンスの使い方をマスターする必要があると思うのです。
実は、製品担当の方が、将来的にはと選んでいただいたウェッジは、フィッテイング終了後にお試しでやってみた【ボーケイウェッジセレクションガイドシミュレータ】で選ばれたクラブと同じだったのです。ここで、これぞフィッティングと私が感動したのは、私のスキル、要はバウンスを使えていないという事実を見抜き、製品担当の方が、味付けをして、Kグラインドのウェッジを1本選定したということです。
きっと私にはDグラインドの方が適合しているのかもしれないのですが、バウンスを使いこなせなければ、自分に合ったウェッジを使っても性能を活かしきれない現実からは逃れられません。それではいつまで経っても、ウェッジがお友達になってくれません。そこで、Kグラインドであれば、Dグラインドよりも早くウェッジ本来の性能を活かす技術を掴むことが出来ると判断し、お薦めしてくださったのだと思います。
言い換えると、Kグラインドのウェッジはバウンスの感覚を養うのに適した形状に加工されているということです。
私のようにバウンスを使えていないゴルファーは沢山いると思います。表現が難しいですが、ウェッジが滑る感覚でアプローチが出来ていない方や、バンカーであの乾いたパンという音を立ててショット出来ていない方は、バウンスが使えていないかもしれません。非常に悲しい話ですが、とある調査では約8割のゴルファーがバウンスを使えていないそうです。
そんな、私のようにバウンスを使えていないゴルファーの方々には、ぜひ、タイトリストSM8のKグラインドウェッジを1本入手いただきたいです。気に入って頂ければウェッジをSM8で揃えて頂けるとより良いと思います。
写真付きで詳細にポイントを説明出来ないのがもどかしいですが、Kグラインドのウェッジで練習頂くことで、きっと、私のように【バウンスを使うというのはこういうことか!】と何かしらの感覚を掴んでいただけるのではないかと思うのです。
詳細なポイントは取材時に分かりやすく伝わる様にたくさん写真を撮っていらっしゃいましたので、2020年3月12日にALBA.netで公開される記事を参考にして頂ければ間違い無いと思います。私もALBA.netの記事の内容は知らないので、取材時に試したゴルフ場で遭遇する様々な【過酷なシーン】でのショットがどこまで掲載されているか分かりませんが、バンカーはもちろん、芝の薄い場所、逆目のラフ、【こんなところっ?!】と叫びたくなるようなベアグラウンドなど様々な場所で、製品担当の方にウェッジの使い方をレクチャーいただいたことで、どこからでも、やさしくボールを運べるどころか、取材陣が思わず【お————っ】と叫びたくなるぐらい良い位置に綺麗にボールを運べる様になったのです。私と一緒にラウンドしたことのある方はご存じかと思いますが、ウェッジでの小技を特に苦手とする私が、製品担当の方にウェッジ利用のポイントをレクチャーいただき、Kグラインドのウェッジを使ってバウンスの感覚を掴みかけたことで、別人の様に全てのウェッジを使いこなすことが出来たのです。
如何ですか?ウェッジ、使いこなせる様になってみたいですよね?
私が自身の変化を感じ、これは凄いとウェッジに魅了を感じたのは、バウンスが友達になり、ウェッジが使えるようになってくると【過酷なシーン】と怖がっていたグリーン周りのハザードやライの悪いエリアが何も怖くなくなるため、セカンドショットでのプレッシャーが全くなくなるということです。
今回、実際のコースを使い、様々なシーンで撮影しながら数ホールラウンドさせていただいたのですが、前日に雨が降った地面がちょっと緩い状態の薄い冬芝のフェアウェイでしたので、フェアウェイですら決して優しいシチュエーションでは無かったと思います。
そんな状況の中でも、ウェッジでバウンスの使い方を掴みかけてきたためか、5番アイアンでのセカンドショットや50Fウェッジでのショットですらバウンスを感じてショット出来たのです。いつも、クラブのリーディングエッジが地面を削る感覚が手に伝わってきていたのですが、クラブのソールが地面を滑る感覚が手に伝わって来たのです!
前回レポートさせて頂いた村田PCM編集長による【へっぽこリーマンゴルファーをたった1分でプチ飛ばし屋にした極意】同様に【へっぽこリーマンゴルファーがたった数十分でバウンスを友達に出来た極意】として動画化して頂きたいですね。マサさん出番ですよ!
この初めての感覚、モノに出来れば更にレベルアップ間違い無いと、早速3本セットで注文したのは言うまでもありません。
今まで全く掴めなかったバウンスを使う感覚、タイトリストSM8ウェッジでバウンスを感じ、友達になれそうです。発売日の納品が楽しみです。
※マイボール、当面はこのAVXボールに決定です!
※筒コーチに便乗してボールで楽しくラウンドさせて頂きました。
※AVXの私好みのとても柔らかい打感が、力まずに気持ち良いドライバーショットを可能にしてくれました。