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2018年9月30日発行のPCM No.31のバックナンバーです。
ドライバーの進化とは、人間の欲望の具現化ということになります。
1400年代に誕生したであろうゴルフは当時、ヘッドもシャフトも木製でした。
なので、地面とケンカするとクラブが負けて壊れてしまいます。
そこで、ソールに金属プレートなどを貼ったり、フェースに硬い素材を埋め込んだりと、それはそれは数百年という長い歴史の中で人間の欲望を具現化してきました。
金属ヘッドが登場したのは1970年代に入ってからなので500年も経てからなんですね。
なんと、世界初の金属ヘッド(アルミ製)は富山県のサンケイゴルフ「ツルギ」でした。
今日、金属ヘッド(ステンレス製)の最初はテーラーメイドの「ツアーバーナー」ですが、それよりも4年も前に日本で登場していたのです。
以後、カーボンヘッドは1982年ヤマハ「イオスFS」、チタンヘッドは1991年ヤマハ「イオスTi22」というように新素材をいち早く採用したのは日本メーカーなのです。
その後、スリーブ式は2009年に登場したキャロウェイ「I-MIX」ですが、それより前にグリーンプラザ「S-GOD」を佐藤さんが特許出願されています。
というように、日本の技術は素晴らしい歴史があるのです。
PCMラボは、ゴルフギア専門誌PCMの研究所的な施設ですが、この度インドアゴルフレンジKz亀戸店に、動作解析機ギアーズ、工房器具、計測機器、試打クラブなどを移設して「ユニバーサルゴルフスタジオ」という店名で、一般ゴルファーの最後の駆け込み寺的な存在としてお手伝いさせて頂きますのでお気軽にご相談ください。
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